塾の役割

こんにちはシンです

まず何から書くのがいいのか悩んでのですが、まずは塾の役割について書かせてもらうのがいいかなと思ったので、今回は役割のお話をさせてもらいます

実際にあったお話などはいずれ、書いていきたいと思います

 

そもそも塾っていつからあるのか?と疑問に感じる人もいると思います。

塾というと公的な教育機関に対する私的な教育機関というイメージがあると思います。公教育というと学校のイメージですが、それに対して私教育という言葉で表されることがあります。

私教育という言葉自体はビジネススクールとか、カルチャー的なものも入ってくるので、塾=私教育ということにはなりませんが、松下政経塾なども塾と名乗っているので、広い意味で学校以外で勉強を私的にする場というイメージになると思います

もちろん僕は高校受験を目指した小中学生の講師をしていたので、僕が話したい塾というのはあくまでの小中学生向けのものだと考えてください。

 

じゃあその小中学生向けの塾って何のためにあるのか?ということですが、時代によって変わってきていると思います。

昔の塾は「とにかく勉強のする所」というイメージであり、とにかく先生が学校の勉強以外で勉強を教えてくれて、生徒さんはそれを学び学校のテストや受験に臨むという形だと思います。

 

ただこの15年で塾はただ勉強を教わるだけの場所ではなくなったと思います。

その理由は保護者の方のニーズが変わったことが一番だと思います。

別の機会でも書きたいですが、塾の形態自体も昔に比べると変わってきていますが、保護者の方は一番自分の子供を見て欲しいと思っています。その中で、勉強を教わることはもちろんですが、できれば塾に自分の子供の勉強の管理もしてほしいと思っています。

自分でできる子はそんなの必要ないですが、勉強が苦手な子を持つ保護者さんは管理してほしいと思っています。

もちろん家で管理をしたり、学校が管理してくれればいいのですが、昔に比べて共働きも増えているので、お母さんが管理できなくなってしまったり、学校の先生でも見切れていない部分があるので、お金を払っている塾で見て欲しいと保護者の方は考えるようになったと思います。

愚痴になってしまいますが、15年塾で仕事をしていてそんなことも塾にお願いするの?ということも色々言われたことがあります。(そのあたりはいずれ書きたいと思います)

以上のような事情から近年の塾では生徒の勉強の管理もやったりしている塾が増えています。

大手の塾は合格実績をチラシに載せていますが、個人塾などは面倒見の良さをアピールしていることが多いのは、そういった保護者のニーズがあるからです。

 

もちろん大手の塾が面倒見が悪いというわけでもないので、状況にもよりますが、通うのであればできるだけ大手の塾が良いと思います。

個人塾の批判をするわけではありませんが、大手のメリットはたくさんあるので、そのあたりは次の機会にお話できればと思います。